ファンクタと関数ポインタの使用の違いは何ですか。例えば
//Functor
struct add_x
{
int x;
add_x(int y):x(y){}
int operator()(int y)
{
return x+y;
}
};
//Function
int (func)(int x)
{
return ++x;
}
std::vector<int> vec();
//fill vec with 1 2 3 4 5
int (*f)(int) = func;//Function pointer
std::transform(vec.begin(),vec.end(),f); //approach 1
std::transform(vec.begin(),vec.end(),add_x(1)); //approach 2
どちらの方法でも機能しますが、どちらか一方が他の方法よりも好ましい(または可能である)場合もあります。
1つは、ファンクタに内部状態を含めることができることです。関数オブジェクトのこの呼び出しに対してのみ有効な状態。関数にstatic
変数を追加することもできますが、それらはany関数の呼び出しに使用されます。
第2に、コンパイラはファンクタの呼び出しをインライン化できます。関数ポインタについても同じことはできません。これが、C++ std::sort()
がC qsort()
のがらくたを打ち負かす理由です。
ファンクタは、ラムダ式(C++ 11/C++ 14より前の古いコンパイラを使用する必要がある場合)をある程度までエミュレートするために使用することもできます。これは、ファンクタが個別の状態(メンバー変数など)を持つ可能性があるためです。
struct A {
int x; // state member can even be made private! Instance per functor possible
int operator()(int y) { return x+y }
};
またはラムダとして
auto lambda = [&x](int y) { return x+y };
関数ポインターは引数のみを取得できますが、グローバル変数にアクセスしない限りステートレスです(これは設計が非常に悪く危険です)。
// global scope, anyone can accidentally manipulate and not thread-safe here, only one global instance possible!
inx x;
int (func)(int y) { return x+y };