Ubuntuサーバーの負荷グラフでは、ユーザー、システム、ニース、アイドルの4種類のCPU消費が表示されます。
ニースタイプとはどういう意味ですか?
これはCPUスケジューリング優先順位であり、値が大きい(+19)は優先順位が低く、値が小さい(-20)は優先順位が高い(逆の関係)ことを意味します。 man 2 getpriority
は多くの詳細を提供します。 Nice
コマンドでプロセスを起動するときにNice値を設定し、次に renice
コマンドで変更できます。スーパーユーザー(root)のみがプロセスの優先度の増加を指定できます。
CPU使用率のグラフまたはレポートでは、「Nice」CPUパーセンテージは、正のNice値を持つユーザーレベルのプロセスによって占有されているCPU時間の割合です(低いスケジューリング優先順位- man Nice
詳細については)。
基本的に、現在「使用中」になっているのはCPU時間ですが、通常(Nice値0)または高優先度(負のNice値)のプロセスが発生した場合、これらのプログラムはCPUから解放されます。
%user
:ユーザーレベル(アプリケーション)での実行中に発生したCPU使用率のパーセンテージ。
%Nice
:ユーザーレベルでの実行中に発生したCPU使用率の割合(ニース優先度)。
%system
:システムレベル(カーネル)で実行中に発生したCPU使用率のパーセンテージ。
%iowait
:システムが未処理のディスクI/O要求を行ったときにCPUがアイドル状態だった時間の割合。
%idle
:CPUがアイドル状態で、システムに未処理のディスクI/O要求がなかった時間の割合。
ソース: http://www.cyberciti.biz/tips/how-do-i-find-out-linux-cpu-utilization.html
参照 man mpstat
。
Niceは、バッチジョブまたはバックグラウンドジョブを対象としています。ジョブは(スケジューリングの優先順位が低い場合に)いいので、オンラインユーザーが必要なときにCPUを使用しません。ニースとレニスのプログラムがニースの優先事項を定めています。負のナイス優先順位は悪いです(リアルタイム)。
アイドル時間が短いがニース時間が長い場合は、おそらくSeti at Homeなどのバックグラウンドプロセスを実行していると考えられます。