/etc/mtab
と/etc/fstab
の両方には、マウントされたボリュームに関するデータが含まれます。例:
/etc/mtab
/dev/xvda1 / ext4 rw,discard 0 0
proc /proc proc rw,noexec,nosuid,nodev 0 0
...
/etc/fstab
LABEL=cloudimg-rootfs / ext4 defaults,discard 0 0
/dev/xvdf /home/ubuntu/logs ext4 rw 0 0
ファイルの違いは何ですか?
/etc/fstab
は、ブート時にマウントされるファイルシステムのリストです。コンピューターの起動後にWindowsまたはファイルストレージパーティションをマウントする場合は、/etc/fstab
に適切なエントリを配置する必要があります。
/etc/mtab
は、現在マウントされているファイルシステムのリストです。接続されているがマウントされていないディスクがある場合、/etc/mtab
ファイルには表示されません。マウントすると、そこに表示されます。
また、systemd(Ubuntuが15.04リリースから切り替えた)では、*.mount
ファイルを介してブート時にマウントする必要があるファイルシステムを宣言できることに注意してください。このトピックの James Oguyaのチュートリアル を参照してください。
詳細については、 mount
manual を参照してください。
/etc/fstab
はユーザーが作成します。 mount
によってマウントされるボリュームのリストが含まれています。/etc/mtab
はシステムによって作成されます。現在マウントされているデバイスのリストが含まれています。/etc/mtab
から/etc/fstab
にコピーして、ブート後またはmount -a
の呼び出し時に自動マウントされるようにします。mount
マニュアルからの引用/etc/fstab
、/etc/mtab
、および/proc/mounts
ファイルファイル
/etc/fstab
には、通常、どのデバイスがどの場所に、どのオプションを使用してマウントされているかを記述する行が含まれる場合があります。プログラム
mount
とumount
は、ファイル/etc/mtab
に現在マウントされているファイルシステムのリストを保持します。Procファイルシステムがマウントされている場合(
/proc
など)、/etc/mtab
および/proc/mounts
ファイルの内容は非常に似ています。前者には、使用されているマウントオプションなどの情報が多少ありますが、必ずしも最新ではありません。
mount -a
マウント-a [-tタイプ] [-O optlist]
(通常ブートスクリプトで指定)は、行にnoautoキーワードが含まれるファイルシステムを除き、fstabで言及されたすべてのファイルシステム(適切なタイプおよび/または適切なオプションの有無)を示されているとおりにマウントします。 -Fオプションを追加すると、マウントフォークが作成され、ファイルシステムが同時にマウントされます。