FIO(Flexible I/Oテスター)を使用してZFSミラーをテストし、ZFSミラーのランダム読み取りスケーラビリティを理解しています。私が使用するアプリケーションは独自のキャッシュを実行するため、プライマリキャッシュとセカンダリキャッシュはnoneに設定されています。
テストの目的で、私は磁気ディスクを使用しています/dev/sdb
および/dev/sdc
ランダム読み取りIOPSが最大100です。シングルディスクの数値は、シングルディスクのZFSマウントを使用する場合にFIOから取得されました。
私の理解では、ZFSミラーは約200(100 + 100)のランダム読み取りIOPSを経験するはずです。ただし、テストすると、約140のランダム読み取りIOPSしか発生しません。完全な結果は以下のとおりです。
test@pc:/mnt/zfs-raid1# fio --name=randread --ioengine=libaio --iodepth=16 --rw=randread --bs=4k --direct=0 --size=512M --numjobs=8 --runtime=240 --group_reporting
randread: (groupid=0, jobs=8): err= 0: pid=4293: Wed Nov 16 21:02:08 2016
read : io=137040KB, bw=584482B/s, iops=142, runt=240091msec
slat (usec): min=222, max=2246.9K, avg=56047.94, stdev=85252.98
clat (usec): min=2, max=5142.9K, avg=838922.05, stdev=443521.12
lat (msec): min=5, max=5401, avg=894.97, stdev=460.94
clat percentiles (msec):
| 1.00th=[ 75], 5.00th=[ 269], 10.00th=[ 396], 20.00th=[ 529],
| 30.00th=[ 619], 40.00th=[ 693], 50.00th=[ 766], 60.00th=[ 848],
| 70.00th=[ 947], 80.00th=[ 1090], 90.00th=[ 1336], 95.00th=[ 1614],
| 99.00th=[ 2507], 99.50th=[ 2835], 99.90th=[ 3720], 99.95th=[ 3884],
| 99.99th=[ 4621]
bw (KB /s): min= 1, max= 851, per=12.92%, avg=73.67, stdev=43.13
lat (usec) : 4=0.01%, 10=0.01%
lat (msec) : 10=0.11%, 20=0.05%, 50=0.34%, 100=0.85%, 250=3.16%
lat (msec) : 500=12.49%, 750=30.99%, 1000=26.12%, 2000=23.48%, >=2000=2.38%
cpu : usr=0.02%, sys=0.14%, ctx=99221, majf=0, minf=202
IO depths : 1=0.1%, 2=0.1%, 4=0.1%, 8=0.2%, 16=99.6%, 32=0.0%, >=64=0.0%
submit : 0=0.0%, 4=100.0%, 8=0.0%, 16=0.0%, 32=0.0%, 64=0.0%, >=64=0.0%
complete : 0=0.0%, 4=100.0%, 8=0.0%, 16=0.1%, 32=0.0%, 64=0.0%, >=64=0.0%
issued : total=r=34260/w=0/d=0, short=r=0/w=0/d=0, drop=r=0/w=0/d=0
latency : target=0, window=0, percentile=100.00%, depth=16
Run status group 0 (all jobs):
READ: io=137040KB, aggrb=570KB/s, minb=570KB/s, maxb=570KB/s, mint=240091msec, maxt=240091msec
ミラーは以下を使用して作成されました。
zpool create zfs-raid1 mirror /dev/sdb /dev/sdc
これは期待されるスケーラビリティのレベルですか?それとも私が欠けているものはありますか?
ZFSは、ファイルのキャッシュだけでなく、プリフェッチや、おそらく最も重要なメタデータなど、多くのパフォーマンスの最適化にARCを使用します。キャッシュがない場合、ZFSは必要になるたびにプールからメタデータを読み取る必要があります。これは、読み取りまたは書き込みのたびに発生します。
primarycache=metadata
の代わりにprimarycache=all
を設定すると、メタデータのみをキャッシュできます。
ただし、ARCとアプリケーションレベルのキャッシュは相互に排他的である必要はありません。プリフェッチは、物事をスピードアップするのにも役立つかもしれません。そのため、primarycache=all
でパフォーマンスがどのように変化するかを試してみます。
この記事も興味深いかもしれません: https://www.patpro.net/blog/index.php/2014/03/19/2628-zfs-primarycache-all-versus-metadata/